〜〜  金型村のまとめ  〜〜			    文責:堀川@AB

	むらおさ:堀川@エービー

	むらびと:T島@F____        F村@M___      森@エービー  
	          K所@U_____      N松@K_____  K島@N__ 
	          O村@Q_______  K林@N__


金型への3Dデータ利用のポイントは2つだけ!

1 精度の管理	

	OA,一般家電等ならば絶対精度0.01mm以下!
	精度管理は他システムへのエクスポート問題以前の話である。
	設計作業時のモデリング段階でも必須の要件である。



2 意匠面のドラフトは必須

	コア面のボスリブ等のドラフトは申し合わせにより省略は可能

	デザインと設計のパラレル作業により意匠パート,機構パートを
	分けておくと金型作成の際もデータが使いやすい。


よくある問題点

意匠データがうまく作れていない。

それがネックになってその後の動きがすべてチグハグになっている事例が多い。
デザインと設計のパラレル作業や,金型などへのデータ利用にまで
悪影響を与えている。

2Dの方法論は,イメージを具現化する木型屋さんなどの
Black Boxを使う。
足りないデザイン情報は職人さんが笑顔で処理してくれる。
良い職人さん,フィーリングの合う職人さんを確保する事が
重要なポイントとなる。

イタリアのデザインは優秀だと言われるが,
それを支えているのは職人さんである。

あひょ〜!

3Dになっていきなり問題が噴出して来た。
なぜか?3Dは曖昧な表現を許さない。
稜線はどこを通るのか?などのデザイン情報が足りない。
2D三面図でのデザイン表現方法を,3Dビルドアップしやすい
表現方法に変えていかなければならない。

これはデザインの発想や表現方法を拘束するのではなく,
もともと足りなかった情報を盛り込むということである。

またデザイン表現を3D上で具体化する為のスキルアップ教育も足りない。
面の成り立ち,工学的なサーフェイスの構築が出来なければならない。
過渡的にデザイナの横にサーフェイスオペレータを付けるのも
ひとつの方法である。

ビッグヒット商品は金型を含め2社購買,3社購買となる場合もある。
不良データでは均一なデザイン再現もままならない。

不良データによってデザイン妥協する事による商品価値の低下損失は
計り知れない。


良いデータとは何か?

判断基準

精度管理されているか?

ジオメトリエラーが無いか?

IGESでエクスポートし,それをインポートしてSolid化出来るか?



3Dのコスト的効果をどこに見るか?

購買費の削減?

金型が100万コストダウン出来ただけじゃつまらない。
開発費は数億円かかっている。

	現在の金型価格は原価管理に基いたものではない
	発注窓口と受注窓口の腹の探り合いで決まっている。
	金型のコストダウンはデータの利用度とは必ずしも比例しない。


開発行為全体での効果を確認しなければならない。

	初期タイミング(製品発売開始)が早くなる
	早期発売は製品優位性,販売量に直結する。

	3Dはコミニケーションツールである。
	早期のデザインレビューの実行などを取り入れ開発プロセス全体,
	マーケティングから販売までの流れを再構築する必要がある。

	タイミングチャートの利用なども大きなヒントになる。
	行き交う情報とタイミング,3Dをコミニケーションツールとして
	活用し,限られた開発期間内に,より売れる商品に育てなければならない。

	2Dにせよ3Dにせよどれだけ製品が売れたか?が問題
	基本的に売れるものを開発しなければ無意味だ。
	3Dは手段であって目的ではない。

	思考に操作が追いついていない事,3Dリテラシーの問題に
	気をとられてばかりると,本質を見失う。



		以上